高齢者は歯科に定期的に通ったほうが安心

歯に痛みなどを感じると歯科を利用するケースがありますが、歯に痛みを感じたりする前にから積極的に歯医者を利用したほうが健康を守れる可能性が高いです。歯のトラブルで有名なのは虫歯になりますが、歯周病も放置してはいけない病気になります。歯周病を放置すると認知症などの原因になる可能性もありますから、歯科を利用して歯にトラブルが起きないように早めに対策しておかないといけないです。

高齢者になると認知症と歯周病のリスクが高くなりますから、予防をするためにも定期的に歯科を活用するのが大切になります。若年層も虫歯や歯周病で他の病気を併発することがあるので、高齢者だけでなく若い人も歯科で検診を受けておくと安心できる筈です。

歯ブラシ選びは大変重要なポイントです

口腔内の細菌の増殖を抑えることで、虫歯や歯周病などの疾患、口臭などを防ぐことが出来ます。
定期的に歯科医院に通院をしている場合は、歯科衛生士や歯医者などに自分に合った歯ブラシを提案してもらうと良いでしょう。
一人一人口腔内の状態や歯並びなどが違っているため、奥歯や細部まできれいに磨ける商品がお勧めです。
歯ブラシには固め、普通、柔らかめなどの形状があり、毛先なども違ってくるため、自分に合った商品を購入する必要があります。
最適な歯ブラシを選ぶことで、歯石や歯垢などが付着するのを防ぐことが可能です。
信頼できるメーカーの商品は豊富な形状やサイズが揃っているので、気にいった商品を見つけることが出来ます。
歯医者が推奨している商品をお勧めします。

海外から転医というケース

「オーストラリア在住で、9歳の子どもが矯正治療をすすめられています。しかし近年中に帰国する可能性もあります。海外で始めた矯正治療は、帰国後国内で治療を続けられるのでしょうか。」という質問。このようなケースもあり得るでしょう。咬み合わせや歯並びの状態にも寄るかと思いますが、9歳という年齢である場合には、永久歯に生え変わり切っていない時期と想定されます。翌年くらいに帰国されるという事であれば、治療は慌てず帰国してからのスタートというのでも良いでしょう。症状により急ぎ治療を開始する必要があるという場合であっても、帰国後の矯正歯科医に引き継ぐ事は可能ですのでご安心ください。その際にお願いしたい事があるとすれば、トランスファー・フォームという治療法や進行状況を記載した書類、レントゲン写真、歯型、写真などの資料を貰っておくという事でしょう。これらがあればスムーズに引き継げるでしょう。

矯正歯科医の探し方

「矯正治療を受けたいけど、転居したばかり。歯科医院の情報がありません。どうしたら良いでしょうか。」という質問。このような心配をされる方は少なくないでしょう。新天地で、土地勘もあまりない状態であればなおの事。最近ではネットのホームページを上手く利用するのも手でしょう。日本矯正歯科医会のホームページでは、全国の学会認定医のリストが公開されています。これらで通院しやすい地域にある矯正歯科医を見つけて、とりあえず相談に行くというのも手でしょう。また、医師目線と患者さん目線では見方に違いもあるでしょうから、口コミなどを見てみるのも参考になるかもしれませんね。初診相談には2~5000円の費用がかかりますが、よい先生を探すとなれば、相談した先生にそのまま治療してもらうのではなく、吟味する事も大切でしょう。医師も人間ですので、合う合わないという問題もあるやもしれません。一度直接会って話を聞くのが一番かと思います。

ドライマウス外来

ドライマウス外来では、病気の既往歴や薬の服用の有無、生活習慣病、ストレスなどについて問診し、口腔内の状態を観察する他、唾液分泌量の検査なども行います。痛みがある場合には、カンジダ菌に感染しているかどうかを調べる検査も行います。とはいえ、唾液の分泌量だけでは単純に診断出来ない事も少なくありません。唾液の分泌量にも個人差はありますから、検査をして唾液の分泌量は少ないと思っても、その人のもともとの唾液量がその倍以上あったなら、渇きを感じる事になります。渇きや痛みも個人差が大きい為、同じように乾いていても、気になる人と気にならない人、痛みを感じる人とそうでない人がいるのです。このように、ドライマウスというのはとても主観的な病気であり、検査の数値だけでは診断する事が難しいという事を、患者さんにもしてもらいところです。

幼少期の意識

幼少期にお父さんお母さんなどから歯磨きトレーニングを受けた子供たちの歯周病の発症率は、そうでない子供たちから比較するとデータとしては低下傾向がみられたそうです。皆さんの口内環境は、正しい知識のもとに守られ毎日のデンタルケアによって口内環境が守られているということを、幼い頃から知っていることをそうでない子どもは、成長過程における歯の健康に関する意識が異なってくるようです。

実際に年齢層が高い人々に、デンタルケアの重要さをどの年代頃から感じはじめたかといったような質問をいたしますと、多くの人々が虫歯や歯周病などの口内トラブルを経験してからであるなどといったような回答が寄せられるだそうです。虫歯や歯周病による口臭トラブルなどが発症することで、デンタルケアの重要さを思い知ったなどと回答を寄せる人々が、幼少期に正しいデンタルケアを認識していたとすると、多くの口内トラブルは事前に予防できた可能性が高くもなるのです。皆さんが現代、毎日行っている歯磨き習慣は未来の健康の歯を支えていてくれているのです

「虫歯予防」よく噛む

唾液の量が少なくなることによって、お口の中に雑菌が活発に活動するようになることをご存知でいらっしゃいますか。「唾液」は、皆さんのお口の中の口内環境のバランスを良好に保つために大変重要な役割を担っているのです。夜間、寝ている間にお口の中が乾くという方がいらっしゃるかもしれませんが、お休み中は唾液の分泌の低下などがみられることからお口の中が渇きやすいなどとも言われております。唾液の分泌が低下するとともに口内の乾燥は、「口臭」などの原因にもなりますので虫歯予防に限らず、ドライマウスを予防するような日々の生活習慣を身につけていきたいものですね。まず「唾液」の量を増やすためには、お食事の際に「よく咀嚼する」ことが大切であるなどと言われております。一般的には、お食事の一口あたりに対して30回ほどは噛むことが望ましいなとても考えられているようです。毎日のデンタルケアに加え、お食事中によく噛むことは虫歯予防につながる「虫歯予防」となりそうです。

子どもたちの歯みがきトレーニングを考えよう

子どもたちに歯磨きの正しいブラッシングを教えるためには、いくつかのパターン化だれたハミガキトレーニングを行うことが良いとされているようです。口の中を実際にいくつかのパーツに振り分けて、歯を磨く順番などを決めてみることです。お子様と一緒にコミュニケーションを取りながら、歯ブラシの持ち方・当て方・磨き方などといった歯磨きにとって大切な一つ一つの動作を丁寧に指導していくことが大切です。1度教えたからといって、歯磨きの正しいブラッシングは、すぐに身に付くものではありませんので、お子さまの年齢に合わせて徐々に子どもたち自身が自主的に歯磨きに取り組めるような姿勢が身につけばしめたものです。幼い子の歯磨きトレーニングは、必ず親御さんの見守りが必要となります。お子さまの歯みがきトレーニングは、場合によっては大きな事故にもつながりかねませんので、お父さんお母さんたちの付き添いとともに行うように致しましょう。幼い子どもたちの歯の形状と子どもたちが成長する過程でのお口の中の状況は、大きく変化を遂げますので、年齢に合わせその都度正しいブラッシングが行えているかどうかを、成長の過程で見守っていく必要があります。かかりつけ歯科医との相談の上に、子どもたちにしっかりと正しい歯磨き習慣が身に付く歯磨きトレーニングを行いましょう。

力の入れ方

なるべく、軽い力で、軽いタッチで磨く、ということが、重要だと言えます。

目安としては、200 Gグラムほどの力を加えると、うまく磨けると言われるようです。

そして、軽いタッチで、全ての歯を一周するように、ぐるっと磨いてしまうのではなく、一本一本を、しっかりと磨き上げるイメージで、磨いていくことが、重要だと考えられます。

歯科医院に行った際には、おすすめの歯ブラシなども質問することができると思いますので、意見を有効に活用していくと、健康な歯を保つことに、繋がると言えるのではないでしょうか。

歯茎の骨を補う手術

歯槽膿漏であげられる処置として、抜けた後のインプラント(人口歯根)と、抜けそうな時の人工骨の埋め込み作業があります。歯槽膿漏で歯が抜けてしまうというのは、歯茎の中の骨が溶けた事によって歯が支えを失うためです。

その溶けた骨の後を、人工の骨材で埋める事が出来れば、一見すると大変光明にも思えます。ですが、「この症状にはぴったり」という患者さんに限定して、尚且つ上手に埋め込む事が大前提になると主張する専門家もいらっしゃいます。

人工骨材には、水酸化アパタイト(顆粒状のセラミックス)を使用します。人工歯根の1種として、また骨の代用品としても使用されています。手術で歯茎を開き、骨を露出させて溶けた骨の部分にアパタイトを盛ります。

上手くいくと数週間で粒の周りに本物の骨が出来始めます。半年~1年もすると、粒の塊を骨がすっかりと包み込みます。一見無害にも思えますが、異物ではある為、埋めこまずに済むならそれに越したことはありません。

ただし、根の先付近まで溶けていて、努力しても抜けてしまいそうという場合には、急ぎ骨移植でしのぐ事で乗り越えられる症例もあります。自分の骨を使用するのが困難という場合には、やむを得ずにアパタイトを用いるという優先順位になります。

アパタイトを山盛りにしてしまうと、顆粒排出によって失敗してしまいます。控えめに埋め込む・ルートプレーにングをきちんと行い、滑沢な歯根面にしておく事。このような細やかな処置により、症例を選べば8割は成功すると言います。